おはようございます

蒸し暑い今朝、被災された多くの方々の不安な朝と辛抱が始まっています。

 

ふと、石松の事を思い出しました。

石松もブースの隅で、壁に顔をひっつけて、動きませんでした。

 

やつしは、更にブースの角へ顔を埋めるのです。

 

連写の音に反応して、こっちを向いたやつしです。

 

「やつしです。

何の音かと振り向いてしもうたんじゃけど、

 

何じゃろ、よう分からんもんは恐いだけじゃ」

 

やつし、そんな狭くて小さい世界を見つめるために生まれてきたんじゃない

やつし、顔を上げて、前を向いてごらん

やつしの目に、広くて大きいカラフルな世界が映るのをゆっくり待ってるよ