ペットとして他の生き物の一生を預かるという事はなかなか難しい事です。

 

最近の動物は高齢化が進み、人間同様、認知症になる動物も増えてきています。

 

ご年配の方が子犬などをお迎えする場合は老老介護になる可能性もかなり

 

あるのです。

 

また、よく犬が飼いたいけどお世話が大変そうだから小動物にするという声もよく

 

聞きますが、小動物だって犬と変わりません、

 

人間側の都合で決められる生き物ではありませんし、彼らはかなりの温度管理が必要に

 

なります。下手すれば犬猫より手がかかる生き物なのです。

 

どんなに小さい動物でも感情や個性があります。

 

一生、心を開かない動物、逆に甘えんぼさん過ぎて飼い主を離れるとストレスに

 

なってしまう子もいます。

 

生き物を飼う前にその動物の生態や果たして今と生活環境が変わっても一生面倒をみて

 

あげられる事ができるのか、今一度考えてからお迎えしてあげてください。

 

人間の一時的な感情でその子の未来は決まってしまうのです。

 

他の動物を愛玩動物として飼育するのは知能が発達した人間だけです。

 

その子に一生の幸せを約束してあげられますか・・?

 

今、ペットをお迎えしようとしている皆様、ご自身の置かれている環境を

 

もう一度よく考えてからお迎えしてあげてください。

 

動物はかわいいですからね、つい飼いたくなってしまうものです。

 

双方が幸せな環境で過ごせるといいですね。